1.何歳くらいから滑れるか?



スキー場デビューは0歳5ヶ月
になる3月でした。このときはゲレンデの空気を吸う程度。チビはもっと早くて2ヶ月半でした。

ガキは1歳のシーズンにそりデビュー。この時のスキーはだっこ専門です。チビは同じ年齢でスキーを始めて履きましたが、当然全く滑れません。真っ直ぐ滑って下で受け止める・・・この程度が精一杯です。親の満足感だけになってしまうので、板を履かせるのはあまり意味がないと思います。

2歳5ヶ月で初めて雪上に
立ちました。その前に2歳過ぎに用具を買って家の中で履かして遊ばせていました。結果としてそれがとてもいいトレーニングになったようです。(畳はぼろぼろになりましたが・・・・)2歳のシーズンはそり&直滑降(ボーゲンギブス付き)でした。この年齢になると、ボーゲンギブスさえあれば緩斜面なら滑れます。ただしちゃんと曲がる事は期待しないようにしましょう。

最初にいい状態で始めさせてあげないとスキー自体が嫌いになってしまいます。気温や天候の条件のいい日を選んで無理せずにやってみましょう。雪質の条件などを考えると標高の低いスキー場であれば1、2月、標高の高いところだとむしろ3月上−中旬の方がいい場合が多いようです。

12月などは雪質(人工雪で固いことが多い)的にもまた体が慣れていなくて気温より寒く感じる点からもあまりお勧めではありません。この点はいまはなきザウスも同じです。

必要なもの
  80cm位からあるようです。解放値は最弱で。長靴で履けるスキー(通称パンダスキー)はやめましょう。あれでは絶対に滑れません。挫折感だけが残ってしまうと二度とやろうとしないかも・・? 長く使おうと思って長い板を買うのはやめておきましょう。カービングでしたら身長くらいの長さが限界です。 カービングについてはこちら 新しい板を買った時は? 最近のキッヅ用カービングスキーは幅の広いものもあります。関節への負担を考えたらあまり幅広のスキーは避けた方がいいかも知れません。

ストック
 最初はいらない・・・むしろない方がいいです。5才くらいまでは手が小さいのでグリップの細いものでないと持てません。特に3才くらいだとパンダスキー(長靴で履くプラスチックのやつです)についてくるストックがちょうどいいくらいの太さです。市販の子供用のものでもまだ太すぎます。うちではいらない大人用のストックを加工して作りました。

 しっかりとしたものを。うちで探したとき(1999ころ)は14.0cmが最小でした。現在(2007)は15cmが最小です。リアエントリーの履きやすい物を買ってあげましょう。フロントバックルはもっと大きいサイズからです。靴の中に雪を入れてしまうのは子供の得意技です。替えの靴下は忘れずに!飽きたときの雪遊び用の長靴もあった方がいいですね。

子供のブーツって、どうしても大きめを買いますよね。前後方向がゆるい場合は詰め物で解決ですが、横がゆるい(特にRエントリー)場合は?? フィットソックスって知ってますか?

ボーゲンギブス 日本ではコンケストから下の写真右に写ってるタイプ(小さくて見にくいですが・・・商品名トライスキー)が市販されています。2000円くらいでした。ただし使っているうちに接合部がゆるくなってはずれやすくなってしまいます。うちのようなヘビーユーザーを想定していないのかも知れません。海外ではゴムでつなぐタイプのものが一般的です。こちらの方が多少前後にも動けるのでいいかも知れません。

 初心者、子供にもカービングスキーが主流になった今としてはトライスキーのように交差しない構造の方が扱いやすいようです。ただし板の構造(キャップのあるものやショベルの部分の丸みのゆるいものには取り付けが出来ないことがありそうです。)によっては使用できない場合もあると思うので、事前に現物で確認した方がいいと思います。(トライスキーのサイトによると98年以降の製品は改良されているそうですが)

お散歩ひも やり方によっては要りません。親の考え方次第です。ただしあると楽なのは確かです。やはりコンケスト製品だったと思います。ひもの引っ張り方でターンもさせられるしスピード調整もできます。ちなみに親のスキー技術が、どんな斜面でも滑れる程度以下でしたらベルトの使用は危険です。

ウエアー
 とにかく寒くないものを・・・トイレは大変ですが小さいうちや始めてすぐは雪が背中などに入らないのでワンピースがいいと思います。自分でトイレに行けるようになったらセパレートの方が便利ですね。腰の部分にしっかりしたベルトがあると起こすときに楽!?です・・・・サイズ調整機能付きのウェアーだとうまく使うと3シーズン使えますね。

グローブ やはり小さいうちはミトンがいいです。圧倒的に保温性に優れます。厚手のものを用意してあげましょう。脱落防止用のひもも忘れずに。5本指はストックを使うようになってからでいいと思います。予備も忘れずに!

ヘルメット&ゴーグル 安全面からも防寒具としても必ず用意しましょう。最初は嫌がりますが早いうちに習慣にしてしまえばそのうち自分からするようになります。ヘルメットはかなり暖かいらしく、寒い時期には特に欠かせません。

04.5.22 一部更新
07.7.20    〃 
07.12.6    〃

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